《 ワクワク賃貸物件集 》Vol.029

楽器を思う存分演奏するもよし、夜な夜なコンサートを聴きに行くもよし。「新国立劇場」と「東京オペラシティ」が目の前にある、24時間演奏可能な高性能防音賃貸マンション

投稿日:2020年4月2日 更新日:

「NO MUSIC , NO LIFE」な方には嬉しい、楽器演奏可能な賃貸物件は少しずつ増えてきています。今回ご紹介する「ワク賃貸029」もそのひとつなのですが、ほかとはひと味違います。

ハイレベルな防音性能を備えているだけでなく、「新国立劇場」や「東京オペラシティ」が目の前(!)という、音楽ファンにとってこれ以上ないであろう場所に建てられたマンションなのです。

奥のタワーが「東京オペラシティ」。手前が「新国立劇場」

当ウェブマガジンでは立地の話をあまりしないのですが今回は特別。ご覧の通りの恵まれた環境が目の前に広がるので、真っ先にエリアの魅力をお伝えしました。
このロケーションにグッと来たところで、音楽愛好家が日々の暮らしで楽器演奏やコンサート通いを自由に気兼ねなく楽しめる「ワク賃貸029」の紹介を始めましょう。

最初に、気になる演奏可能楽器や最大音量についてお伝えします。

まず、演奏可能な楽器は
◇鍵盤楽器(アップライトピアノ、C5までのグランドピアノ、電子ピアノ、エレクトーン、シンセサイザー)
◇弦楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ、ハープ、アコースティックギター、エレキギター、ベース)
◇木管楽器(サックス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット)
となっています。
ほかに声楽もOKで、カラオケ、音楽鑑賞、映画鑑賞、テレビゲームなどで大きな音を出すのも可能です。
※金管楽器はNGです。

「ワク賃029」は防音室の隣戸間遮音性能目標値を80デシベル(500Hz)に設定していましたが、建物完成後に第三者機関による遮音性能試験を実施したところ、実測値では最高でDr-90・106デシベル(500Hz)という結果になったとのこと。
それを受けて、8:00~24:00は100デシベルまで、24:00~8:00は80デシベルまで演奏可能というルールを設けています。時間帯による上限値はありますが、24時間演奏可能なのはとってもうれしいポイントですね!

取材時に隣接する住戸で音楽を大音量でかけていただいたのですが、言われるまで全く気付きませんでした。110~120デシベルくらいの音量にして、ようやく低音が一瞬聞こえるかな?という程度。
※音の感じ方には個人差がありますので、内見時に現地でよくご確認ください。

音量測定時に活躍するのが、こちらのサウンドレベルメーター。全住戸に1台ずつ備わっています。通常の防音マンションでは入居時に管理会社が立ち会いのもと音量調整を行っているようですが、楽器や機材を変更するたびにいちいち両者で確認するのはお互いにとって面倒なもの。ですが、これがあればいつでもご自身で確認していただけます。

また、「ワク賃029」では音楽仲間とのセッションも可能。その際は8:00~24:00の時間帯でも90デシベルが上限になりますので、測定の上お楽しみくださいね。

続いて防音設備を見ていきましょう。

まずは窓部分。1枚でT3クラスの遮音効果がある防音サッシを二重に設置しています。取材時に窓を開閉してみると、1枚閉めるだけでかなり音が聞こえなくなり、その効果を実感できました。1枚で通常の窓の3倍程度の遮音効果があるそうです。

遮音効果があるだけでなく、断熱効果も期待できます。夏は涼しく、冬は暖かく、快適な暮らしを支えてくれます。

掃き出し窓だけでなく、小窓も二重サッシになっています。窓と窓の間にしっかり空間を設けることで、音だけでなく振動が伝わるのも防いでいます。

二重なのは窓だけではありません。今回取材した物件の間取りは1Kで、キッチンと居室を仕切るドアがあるのですが、そこの防音ドアも二重になっています。さらに、ドアが閉まるとドア下の隙間を埋めるようにパッキンがせり出して、気密性がより高まる機能が備わっています。

「ワク賃029」には1LDKの住戸もあるのですが、リビングだけでなく、すべての居室に防音性能をもたせているのも特徴のひとつ。一緒に住むおふたりが別々の楽器を同時に演奏する場合や、ライフスタイルが異なって相手の就寝中に演奏をする場合でも、お互いに遠慮する必要がなく、プライバシーを確保できます。

防音マンションでは“穴という穴をふさぐ”のが重要なのですが、「ワク賃029」はエアコンや換気扇のダクトも音漏れ防止のためエアコンの吸気口には防音フードを設置しています。さらにエアコンの配管の中には吸音材を入れています。

吸気や排気はどうしても外とつながる部分。目では見えにくい換気システムにも防音へのこだわりが詰まっていました。

居室の壁には遮音ボード、そして天井には遮音ボードと吸音ボードが備わっています。防音マンションを数多く手掛ける「ワク賃029」のプロデュース会社・ツナガルデザイン株式会社は、天井高や隣戸間の壁や空間の厚さをどれくらいにすると、音の響き・防音・快適な居住空間のバランスが良いのかをいつも熟考しているといいます。ちなみに、こちらの物件の天高は2400mmです。

そして掃き出し窓の横のコンセントを見てみると……なんと200V用!
録音機材などを使う方のために付けたのだそう。
こまやかなところまで配慮が行き届いていてビックリです。

防音設備の説明に続いて、今度は共用部をご紹介しましょう。
エントランスは大きな楽器を搬入することを想定して、広々とした空間を確保されています。広いオートロック扉の先へ進むと……。

エレベーターホールを兼ねた音楽ラウンジが現れます。大画面テレビでは音楽放送が24時間流れています。また、写真には写っていませんが、テレビの左側にはライブラリーコーナーもあって最新の音楽情報雑誌が並びます。

「ワク賃029」はSOHO利用も可能で、音楽教室をしている入居者さんもいますが、このラウンジは生徒さんの一時的な待ち合いスペースとしても活用していただけます。
ちなみに、教室を運営する際は、共用エントランスに看板を置くことはできませんが、ポストや玄関扉横の表札に教室名を表示することはできます。あくまで居住が前提なので、音楽スタジオとして転貸するのはNGになっていることもご承知おきください。

次はエレベーターに乗る前に駐輪場にまわってみました。すると奥に水道らしきものが見えます。
何かと思ったら……

ペットの足洗い場でした! こちらのマンションではペットの飼育が可能。1Kだと小型犬・中型犬か猫1匹まで、1LDKだと小型犬・中型犬・ネコ2匹または大型犬1匹の飼育も可能とのこと。
楽器演奏も、ペット飼育も、SOHO利用も、さらにはルームシェアも可能だそうで……どれかひとつOKはよくありますが、これらが全部まとめてOKなんて、懐が深い物件です!

ツナガルデザイン株式会社はもともとペット共生型賃貸住宅を手掛けていたのだそう。ペット対応マンションが増えて差別化が難しくなっていくなか、羽田空港の近くで航空騒音を抑えるための防音設備が備わったマンション建設に携わり、その延長で楽器演奏者をターゲットにした防音マンションが求められていることに気付いたといいます。同社の代表もバンドマンで、より性能が高く面白いマンション建設を目指しているとのこと。今後は上下の振動にも強い踊れる賃貸物件も登場するようで楽しみです!

さてさて、エレベーターに戻って乗り込んでみると、ここにもこまやかな気配りが!
ペットと一緒にエレベーターに乗っている時、このペットボタンを押すと他の階に停車しません。ペットが苦手な方への配慮がなされていますね。

そして実はこのボタン、セキュリティ面でも活躍します。共用部とはいえエレベーターは狭い密室空間。ほかの方と鉢合わせしたくない時にもペットボタンを活用できそうです。

また、こちらのエレベーターは9人乗り。グランドピアノだとYAMAHAのC5サイズまで運搬することが可能ですよ。

さらにセキュリティ面で心強いのは、全住戸にALSOKが備わっているということ。しかも月額利用料は無料です。オートロックや共用部の防犯カメラ、エレベーターのペットボタン、そしてALSOK。セキュリティやプライバシーを気にされる方でも安心してお住まいいただけそうです。

共用廊下を見ると、玄関扉の横に何かがあります……。

よく見ると、ペットのリードを掛けられるフックでした!
荷物を持ったまた、玄関扉の鍵を開けるとき、大事なワンちゃんをつないでおけるから便利ですね◎

防音設備と共用部をご紹介してきましたが、続いて室内を紹介します。
まずは間取図をご覧ください。
今回ご紹介するのは1Kタイプの、専有面積26.28㎡。居室はグランドピアノとシングルベッドが置けるサイズ感です。

では室内に入っていきましょう。玄関ホールの左側に靴箱とキッチン、右側に水まわりと収納があります。

2口ガスコンロ付きのキッチン。奥は冷蔵庫置き場です。

キッチンの向かいにある扉を開けると、2 in 1の水回り。

トイレはタンクレスでスッキリ。上部に棚もあります。

反対側には洗濯機置き場とバスルームが。

バスルームには窓が付いています。 さらに浴室乾燥機能もついているので、梅雨時も洗濯物はよく乾きそう◎

廊下にある収納は、ハンガーポールが備わっているので洋服を掛けて収納できます。奥行きがしっかりあるから季節家電やスーツケースなどもしまえますね。

そして二重の間仕切りドアを開けた先は高い防音性能を備えた音楽空間!
楽器の日焼けを気にされる方には嬉しい、北東向きの二面採光です。一年中、直射日光は入りませんが、正面の眺望が抜けているのでほどよく明るさが確保されていました。

また、床はペットを飼っても傷つきにくいフローリングを採用しています。

バルコニーに出ると、正面はこの景色! 右側には新国立劇場と東京オペラシティ、左側にはテニスコート、そしてその奥には新宿ビル群が見渡せます。夜になると夜景がまた綺麗なのだそう♡
バルコニーでは車の走行音やテニスコートからの声など都心らしい音があちこちから聞こえましたが、窓を1枚閉めると急に静かになります。さらにもう1枚閉めると外の喧噪をシャットアウト! 防音サッシをダブル使いすることの威力を思い知りました。

「ワク賃029」は新国立劇場や東京オペラシティの目の前にあることは何度もお伝えしましたが、京王新線「初台」駅までわずか徒歩2分というのも魅力的です。ビッグターミナル「新宿」駅までは1駅でアクセス可能です。むしろ「新宿」駅までなら、自転車やタクシーで移動する方が便利かも。
この西新宿エリアにはこのあと日本最高層マンションが建設される予定なのだそうで、「新宿」駅周辺でも再開発が進行中ですし、これからガラッと街並みや風景が変わるのかもしれませんね。

楽器を思う存分演奏できるだけでなく、夜な夜なコンサートにも繰り出し音楽ライフを満喫できる「ワク賃029」はいかがでしたでしょうか?
楽器を演奏する方はもちろんですが、外の音を遮断して撮影をしなければいけないYouTuberにとってもこの防音性能の高さは魅力的だと思います。
「ワク賃029」はなかなか空きが出ない人気物件ですが、それでも一度はここで暮らしてみたい!という方は是非当ウェブサイトで「空き待ち登録」をしてください。
解約予告が出たら、すぐにお知らせいたします!

☆追加情報☆ ツナガルデザイン株式会社がプロデュースした防音マンション「サウンドプルーフ」シリーズでは、その性能や、入居者さんの声をお伝えすべくYouTubeチャンネルを設けています。 もっと知りたい!という方は是非一度ご覧ください。

「サウンドプルーフ」のYouTubeチャンネルはこちらから

 

物件情報

  • 物件コード:ワク賃029
  • 住   所:東京都渋谷区本町一丁目
  • 構   造:鉄筋コンクリート造11階建
  • 築 年 月:2020年2月
  • 間取りと専有面積:1K=26.28㎡ 1LDK=52.56㎡
  • 共 用 部 分:ラウンジ、オートロック、エレベーター、駐輪場(1Kは1台、1LDKが2台無料)、メールボックス、宅配ボックス、防犯カメラ、ゴミ集積所(24時間ゴミ出し可)
  • 専有部設備:ALSOK駆付サービス付ホームセキュリティ完備(初期費用・月額利用料無料)/ Wロックシステム(ディンプルキー)/ キッチン(2口ガスコンロ) / エアコン(1Kは1台、1LDKは2台) / シャワートイレ/ バスルーム(浴室乾燥機付き) / 室内洗濯機置場 / 独立洗面台/ ライティングレール / TVモニタホン / 光インターネット可(NTTフレッツ光・別途契約)/ テレビ案ネタ(地デジ・BS地デジ受信可)

募集条件

  • 賃料:現在、満室稼働中ですが、前回募集時は1Kが14万円台、1LDKが27万円台でした。
  • 共益費:前回募集時は9,500円でした。
  • 敷金:1ヵ月(ペット飼育の場合2ヶ月)
  • 礼金:2ヶ月
  • 契約形態:普通借家契約
  • 契約期間:2年
  • 再契約料:新賃料の1ヵ月分
  • 火災保険:加入必須
  • 保証会社利用:利用必須
  • ペット飼育:1Kは小型犬・中型犬1匹、ネコ1匹まで 1LDKは小型犬・中型犬2匹、ネコ2匹、大型犬1匹まで可
  • 「空室が出たら連絡がほしい!」という方は
    「お問合せ」ページを利用してご登録ください。
    空室が出た場合と、類似のワクワク賃貸®物件ができたときのみ、ご連絡いたします。

文:シマムラアサミ

  • この記事を書いた人

シマムラアサミ

リノベーション住宅、暮らし、沖縄をメインテーマに活動するフリーライター。雑誌やWEBサイト中心に、インタビュー取材・撮影・執筆のために日々都内を駆け巡る。沖縄好きが高じて2017年3月にはダイヤモンド・ビッグ社から「子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117」を出版。一方で、食の分野でも活躍。過去には自宅にて子連れ限定パン教室を主宰し、現在はフードコーディネーターとして企業や自治体、飲食店のレシピ開発を行う。

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