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《 入居者インタビュー 》Vol.009

“野菜づくり”の初心者でもぐんぐん育つ! プロ農家の大家さんが作付け計画から丁寧に指導してくれる菜園付き賃貸住宅

投稿日:2021年7月8日 更新日:

「家庭菜園」と聞くと、私は「晴耕雨読」という言葉を連想します。

晴れた日は畑を耕し、雨の日は家の中で静かに読書をして過ごす、悠々自適な暮らし方に強い憧れを抱いている方もたくさんおられるのではないでしょうか。

今回、訪問する「ワク賃025」は無垢材を用いて建てられた3棟の戸建て賃貸で、中庭に2㎡の専用菜園がついているという物件です。

菜園付きの賃貸物件は最近増えてきていますが、「ワク賃025」が一味違うのは、プロ農家である大家さんが野菜づくりを、いろはの“い”から教えてくださるという点です。

大家さんに支えられ、憧れの「晴耕雨読」ライフに一足先に踏み出されたお二人の入居者さんに、実際の生活ぶりを詳しく伺ってきました。

どのような暮らしをしておられるのか、さっそくご紹介いたします。

花澤るみさん(写真左)と新原稔貴さん(写真右)。

花澤るみさん:職業は看護士。ご主人とふたり暮らし。

新原稔貴さん:職業はWebディレクター(会社勤務)。奥様と1歳になる息子さんと一緒に暮らされている。

新原さんと花澤さん。大家さんにも加わっていただき、菜園の中でゆっくりお話を伺ってきました。

はじめまして。「ワクワク賃貸」の久保田と申します。お話を伺う前にお二人の菜園を拝見しましたが、素人目にも素晴らしい出来栄えに見えます。2019年の新築ですから、お二人とも入居されてまだ2年目だと思いますが、はじめからうまくいっているようですね!

花澤さん

それはもう本当に大家さんのおかげです。私はここに引っ越してくる前の家でも、近くに家庭菜園を借りていて、本などを読みながら独学で野菜づくりをしていたのですが、うまく育ちませんでした。でもこちらでは大家さんが2週間に一度、30分くらい指導してくださるので、すぐに上手に育てられるようになりました。収穫量がとにかくすごくてビックリしてます。

新原さん

うちは夫婦とも全くの初心者だったんです。家庭菜園には興味がありましたが、ここに来て初めて体験しました。大家さんは作付け計画の立て方から教えてくださるので、素人でも失敗せず、たくさんの収穫を楽しめます。最初に食べたのが小松菜で、根っこごと取り、土を洗い流して食べました。とてもやわらかくて美味しくて、ホント、感動しました。

すみません。さらっとお話しされましたが、「作付け計画」って何ですか?

新原さん

連作障害や隣り合わせで育ててはいけない野菜の組み合わせを避けて、菜園で育てる野菜の場所を調整することです。

・・・すみません。連作障害って何ですか? 隣り合わせで育ててはいけない野菜があるということも聞いたことはありますが、よく知りません(・・・と言いながら、ちらっと大家さんの顔を見る)。

大家さん

「連作障害というのは、同じ場所で同じ”科”の野菜を育てると、その”科”の野菜を好む病原菌や害虫が集まったり、その”科”に必要な土の成分が失われ土の栄養のバランスが崩れることで、野菜の育ちが悪くなったり枯れたりしてしまうことです。
”科”というのは、たとえばナス科なら『ナス・トマト・ジャガイモ』など、アブラナ科なら『キャベツ・大根・ブロッコリー』などです。

なるほど~。では隣り合わせで育てていけない野菜とは?

大家さん

こちらの菜園は2㎡とスペースが限られるので混植になってしまいます。相性の悪い組み合わせを避けるために、私の方で作成した資料がありますので、それをご覧ください。

大家さんが作成してくれた資料

ほほ~っ。イチゴとニラとか、ジャガイモとキャベツとかを隣りで育てたらいけないんですね! それを元に作付け計画を大家さんが立ててくださるのですか?

新原さん

いえ。作付け計画は自分で立てます。立てたものを大家さんが直してくださるんです。

それは一番勉強になりますね! プロが個別指導してくださるなんて、すごく恵まれてます!

大家さんが手直ししてくださったあとの新原さんの作付け計画

花澤さん

それだけじゃないですよ。大家さんは種なら体験農園で用意されているものを無料で分けてくださるし、苗は地元の農家向けの種苗店を紹介してくれます。

大家さん

種苗専門店なので、病気に強く育てやすい、その土地に合った品種や食味も良い野菜の苗が手に入るんですよ。

それはすごい! そんな苗、プロ農家の大家さんがいなかったら手に入らないですものね。今、花澤さんは「体験農園」と言われましたが、花澤さんは体験農園のほうもやっておられるんですか?

花澤さん

道路向かいで大家さんが「ヒイラギ菜園」という体験農園を運営しておられ、私はそこも引っ越してすぐ申込みました。27㎡あるので、いろいろな野菜にチャレンジできるから面白いですよ。

「ヒイラギ菜園」でじゃがいもを掘る花澤さん

27㎡とはずいぶん広いですね! 新原さんも借りておられるんですか?

新原さん

いえいえ、うちは無理です(苦笑)。家の前の菜園で十分満足してます。この広さだと草むしりなどでもあまり苦労しないので、素人が楽しく始めるのにはちょうどいいんです。

確かに、あんまり広いと草むしりだけで挫折してしまいそう(笑)。

新原さん

ああ、でも、花澤さんがヒイラギ菜園でズッキーニを育てておられて、いいなあと思い、今年はうちの菜園でもズッキーニを育ててみました。

新原さん夫妻が育てた黄色のズッキーニ

黄色いズッキーニなんですね。珍しい。

新原さん

妻と苗を見に行ったとき、「黄色いズッキーニがあるんだ!」って驚いて、せっかくなのでそれを育ててみることにしました(笑)。

新原さんはプランターいちごも育てておられるんですね。

新原さん

ああ、それも花澤さんが去年やっていらして、いいなと思って真似てみました(笑)。

新原さんは菜園脇のプランターでいちごを育てている

息子さんが喜ばれそう!

新原さん

そうなんです。息子には離乳食で、ここで育てたいちごをすりつぶして食べさせたんですが、すごく美味しそうに食べていました。ここを借りるかどうか検討しているとき、「子どもが生まれたら、食育にもきっと役に立つだろうな」と夫婦で話し合っていたんです。それがもう実現し始めてます。

「ワク賃025」の菜園で作業する花澤さんと新原さん。それを見守る大家さん(右)

お聞きしていると楽しいことばかりですが、野菜づくりで苦労されていることはないですか? 

花澤さん

アブラムシを取り除く作業は毎朝やってます。ほかにも水やりや草むしりの作業が大変そうだと言われますが、ほら、ここは菜園も体験農園も家の前にあるじゃないですか。だからちょっとずつ、すぐにできるので、さほど苦になりません。

新原さん

草むしりは大家さんもやってくださっているので助かってます(笑)。

花澤さん

「3月に腐葉土を入れるといい」と大家さんに教わり、菜園を耕しましたが、あれはちょっと大変だったかな。

新原さん

そうそう。腰が痛くなりました(苦笑)。

大家さん

大丈夫。そのうち腰が痛くならない耕し方がわかるようになります。

一同

大家さんから伺ったのですが、花澤さんも新原さんもミドリムシ不動産で「ワク賃025」を見つけられたそうですね。ミドリムシ不動産は「無垢材」「天然素材」「薪ストーブ付き」などの検索項目で物件を探せるユニークな募集サイトで、項目のなかには「菜園付き」というのもありますが、そのキーワードで行き着いたのですか?

新原さん

僕は結婚前、友人とルームシェアをして暮らしていたこともあり、コミュニティ賃貸に興味がありました。それをベースに探していたら、ミドリムシ不動産にたどり着き、この物件を発見しました。

花澤さん

私は無垢材でできた木造住宅に憧れていて、2年近くいろいろな物件を見て回っているうちに、ミドリムシ不動産を発見しました。菜園がついていることも決め手のひとつでしたね。

ミドリムシ不動産に関心のある方は、こちらをクリックしてください

ミドリムシ不動産と出会えてよかったですね! お二人のプロフィールを伺って、もうひとつ共通点があることに気づいたのですが、お二人とも「ワク賃025」がある埼玉県新座市からはかなり離れたところに住んでおられて、ご勤務先も決して近くないんですよね。

新原さん

はい。妻の職場もちょっと遠いから、はじめは迷ったんです。ミドリムシ不動産のサイトを見て、完成の数ヶ月前に一度現地に来たのですが、まだ大枠ができた段階だったのであまりよくわからず、通勤の便を考えて一度は見送りました。でもずっと気になり続けていて、完成してすぐ、もう一度見せていただいたら、出来栄えがとても素晴らしくて、即申込みをしました。

花澤さん

うちは夫婦とも「好きな家で暮らすのが大事」という考え方で、通勤の便は二の次でした。

新原さん撮影のハンモック

「通勤の便は二の次」と言い切られるとはすごい! 
実際に暮らしてみて、菜園以外で気に入っているところはありますか?

新原さん

コロナ以降、在宅ワークになって、家で過ごす時間が増えました。仕事で使っている部屋の天井に梁があり、僕はそこにハンモックを吊り下げています。疲れたらハンモックに寝転んで休憩しているのですが、リラックスできていいですよ(笑)。

花澤さん撮影の家具

家の中でハンモック! いいですね~! 
花澤さんはいかがですか?

花澤さん

うちは、こちらに越してくるとき、前の家にあった家具はほとんど捨てて、ここを建てられた千葉工務店さんに協力いただいて、部屋に合う家具をオーダーメイドでつくってもらったんです。それがすごく気に入ってます。

素敵な家具だなあと思っていましたが、オーダーメイドだったんですね。道理でマッチしているわけです。

新原さん

この家は無垢材でつくられているということが注目されますが、断熱性もすごく良くて、夏は涼しく、冬は温かいんです。冬でも床の無垢材なんかポカポカしている感じで、ビックリしてます。

花澤さん

2年かけて探した甲斐がありました(笑)。

新原さん

Zoomミーティングをするとき、仮想背景を使う人が多いですよね。僕は何もしてないんですが、自然素材の家は仲間からの評判がとてもいいです。

花澤さん

そうそう。私も同じことを言われたことがあります。それとリビングから畑が見えるのも気に入っています。とても癒やされる。

花澤さんが撮影された、部屋から見える菜園

新原さんはコミュニティ賃貸を求めていたと言われましたが、「ワク賃025」のコミュニティはいかがですか?

新原さん

今日は参加されていませんが、もう1軒の方もとてもいい方です。菜園が3棟の中庭にあるから、自然と挨拶できますし、普段も一緒に畑仕事をしたり、立ち話をしたり、親しくしていただいているから満足しています。

花澤さん

2週に一度、大家さんの野菜づくり講習でみんな顔を揃えますが、そのことも安心感につながっていると思います。

花澤さんが育てた香草の匂いをかぐ新原さん

最後に、お二人ともここから引っ越すことはなかなかなさそうですが、大家さんが同じ企画で建てられることもあると思いますので、未来の入居者さんにメッセージをいただけますか?

新原さん

僕はこの家で暮らし始めて、自分の中での「家の在り方」が変わりました。それまで自分にとって家というのは「ごはんを食べて、寝るところ」だったんですが、それが「人生を楽しむ場所」になりました。リモートワークで家にいる時間が長くなって、いっそうそう感じるようになりました。

花澤さん

ここは「居るだけで癒やされていく家」です。遊びに来た友人たちも口々に「癒やされるね~」と言ってます。住めばそのことがきっと実感できると思います。

「家は人生を楽しむ場所」という考え方は、ワクワク賃貸のテーマでもあるので、あまりにピッタリで感激しました。「居るだけで癒やされていく家」というのも、ここで過ごした数時間だけですでに実感できています(笑)。
今日はどうもありがとうございました。

取材・文:久保田大介

写真:みのもけいこ

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久保田 大介

『ワクワク賃貸®』編集長。合同会社コンセプトエール・代表社員。有限会社PM工房社・代表取締役。 個性的なコンセプトを持った賃貸物件の新築やリノベーションのコンサルティングを柱に事業を展開している。 2018年1月より本ウェブマガジンの発行を開始。 夢はオーナーさん、入居者さん、管理会社のスタッフさんたちがしあわせな気持ちで関わっていけるコンセプト賃貸を日本中にたくさん誕生させていくこと。

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