《 アクアハウス・プロジェクト 》Vol.003

アクアハウス・プロジェクトのショールーム準備(1)

投稿日:2019年9月12日 更新日:

アクアハウスのショールームをつくることにしました

水槽をいっぱい並べ自分だけのアクアリウム、テラリウムをつくれる賃貸住宅をプロデュースする「アクアハウス・プロジェクト」を行っているMASAです。
このプロジェクトでは、東武東上線「鶴瀬」駅にある、アクアハウス2号について、賃貸募集を停止し、ショールームにすることにしました。
なぜショールームをつくろうと思ったのか、ということから今回はお話したいと思います。
私がショールームを必要と思う理由は主に3点あります。

1、具体的なイメージが湧く

私の中では「アクアハウス」とは何か明確になっていますが、誰もが同じようなイメージを浮かべるかわかりません。
また「自分だけのアクアリウム、テラリウム」と言っても、賃貸住宅でどこまでできるか半信半疑なのではないかと思います。
そこで私自身がショールームでアクアリウムを設け、「賃貸でもここまでできるぞ!!」というのをお見せしたいと思います。

ショールームにするスペース

2、アクアハウスの必要事項を知る

私がつくるアクアハウスには広い土間スペースを設けます。
そこに水槽をたくさん並べていただきたいと思っています。
ところが今回、ショールームの準備を始めてみてわかったのですが、「土間」といっても強度はさまざまです。
飼育する内容によって、必要とする床の強度が異なると思うので、「この部屋はどれぐらいまでの荷重に耐えられます」とお伝えすべきだと思いました。
たとえばショールームは、車が入れるスペックで補強しているので、巨大水槽OKです。
そのため将来、ショールームをやめて入居者さんを募集するときは、「巨大水槽可能」というスペックランクを付けようと思います。
ほかにも換気扇、排水の取り方などもどうしたら入居者さんが使いやすいか、自分で使ってみたらよくわかるはずです。
それと、周辺住民に神経質な人がいないかも気になるところだと思います。
ヘビやワニを飼育する場合には神経を使うでしょうからね。
そのあたりについても、過去に何かあれば付記事項を付けようと考えております。

ショールームにするスペース

3、人が集まる場を作りたい

アクアハウスのショールームでは、いろいろなイベントを開いてみたいと思っています。
熱帯魚が好きな方、爬虫類を愛してやまない方たちなど、コアなファンに集まっていただき、情報交換をしたり、単純に飲み会をしたり、即売会をしたり、いろいろな企画を考えています。
そのイベントに参加してくださったマニアの方たちが「こういうところがある」と情報発信してくだされば、とても良い広報になります。
そして、私自身もマニアの方たちと交流することが人生の充実にもなります。

ショールームづくりスタート!

ショールームをつくるにあたり、まずはアクアハウス2号の採寸をしてみました。
どれぐらいの水槽を置けるのか調べたのですが、どうやら3メートル近い水槽を置くことができそうです。
多くのアクアリスト、爬虫類マニアは住環境がネックになってあきらめていると思うのですが、賃貸住宅でも3メートルの水槽を置けるとわかったら、なかなかインパクトがあるんじゃないでしょうか。
私は、これからの時代、「やりたいことを、あきらめずにやったらよい」と思っていて、そのためアクアハウス・プロジェクトにも「とことん、アクアライフ」というキャッチフレーズを付けています。
しかし、ショールームづくりにもどうしても予算があります。
いろいろ考えた結果1800㎜の水槽を2本置くことにしました。

「カンテツ」さんの外観

水槽はアクアハウス1号に入居くださっているYさんご夫妻にアドバイザーとして同行いただき、老舗水槽メーカーの「カンテツ」さんに相談してきました。
その際、オーバーフローの濾過槽を付けるとどうしても金額が上がってしまうことがわかり、1本だけ奥行きを700mmと大きくして、アジアアロワナなども飼うことにしました。
特注品は製造に約1か月半くらいかかるそうで、今はじっくり待っているところです。

多くの方のお力を借りてます

森山由佳さんが考えてくださったレイアウトプランのひとつ

待っている間にショールームに置く家具を選ぶことにし、ホームステージングのプロであるビーシーシー株式会社の森山由佳さんに相談しました。
はじめに現地にお越しいただいて全体のイメージを伝えたのち、水槽と家具をどのように配置するかレイアウトプランを提出していただきました。
ところで当然のことですが、ショールームで飼育する魚たちは誰かが世話をしなければなりません。
しかし私の住まいは鶴瀬から遠く、本業もあるので、毎日自分で世話をすることができません。
どうしようかと悩んでいたら、先述のYさんの奥様が世話係を買って出てくださいました。
もう本当に大助かり。
Yさん夫妻はアクアリウム、テラリウムづくりのプロなのでとても心強いです。
私はご縁に恵まれていると思います。

ショールーム準備のこれから

このあと飼育する魚選びを始めていきます。
これからが本番というわけですが、少し気になることが出てきました。
普通に販売しているのは、大型魚でも稚魚がほとんどですが、今回のショールームでは、大型水槽を2本も置くものですから、稚魚では絵にならないということです。
ある程度成長した個体も探さなくてはなりません。
そこで、これまたYさん夫妻のご協力いただき、大型ショップなどで少し成長した個体を探そうということになりました。
次回はその魚選びからショールームの完成までをお伝えしたいと思います。
どうぞお楽しみに!

文:アクアハウスオーナー MASA

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  • この記事を書いた人

MASA

50代投資家。 30代から株式や、不動産、為替など様々な投資に関わるが、単なる「お金だけを追う投資」から、「関わる人が幸せになる投資」に目覚め始める。 土地の有効活用から、「人生を楽しむ賃貸物件」をテーマに様々なコンセプト賃貸物件を投資、建築している。 特に、子供のころからの趣味「大型熱帯魚」の飼育を賃貸物件で出来ないか、という妄想から、「アクアハウス プロジェクト」を推進し、空き家の有効活用などを実践している。

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