ウォールデコレーションストアさんで体験取材!
体験レポート
きなこ助手
というわけでワクワク賃貸研究所はじまって以来の体験レポート記事ですわよ!
森下所長
きなこ助手
ではさっそく始めますわ。これが今回、DIYをさせていただく壁ですわね。
森下所長
うん。ウォールデコレーションストアさんが、僕らのために用意してくれたよ。
今日はこの壁にペンキでペイントして、更に一工夫加える作業を体験させてもらいます。
きなこ助手
壁と言っても思いっきり量販クロス(ビニールクロス)が貼られてますわ。
ペイントするということは、まずはこれをベリベリ剥がしていくわけですわね?
森下所長
いやいや、今日使うペンキは
ベンジャミンムーアの商品なんだけど、壁紙の上にそのままペイントすることができるんだ。世の中のほとんどのアパートやマンションの壁はペイントできるそうだよ。
きなこ助手
ウォールデコレーションストアさんのワンポイント解説・その1
アメリカには量販クロスはなく、壁のほとんどはペイント仕上げなので大小含めて多くのペイントブランドがありますが、ベンジャミンムーアは超有名なペイントブランドで、ホワイトハウス、ラジオ・シティー・ミュージックホール、ボストン レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークに採用されています。
また、DIY大国であるアメリカでは、自宅の壁を自分で塗るのも当たり前なので、普通の人が簡単にキレイに塗れる様に作られています。映画や海外ドラマで、失恋したので気分転換に壁を自分塗り替えるシーンがあったりします。
そのため壁の色に対する関心も高く、ベンジャミンムーアの色数は驚きの3500色! 某有名北欧家具メーカーの展示ブースの多くはベンジャミンムーアで塗られています。
きなこ助手
でわでわ、HPから好きな色のペンキをポチって、と・・・。
森下所長
ここがウォールデコレーションストアさんだから! 目の前に商品がいっぱいあるから!
きなこ助手
いざペイント!のその前に・・・
森下所長
きなこ助手
あれ? まだペイントしてませんわ・・・。森下所長は何をしていますの?
森下所長
養生作業だよ。今回は壁の一面だけをペイントさせてもらうから、マスキングテープなどを使ってペイントしない壁や、天井とかドア、巾木(はばき)なんかにペンキがつかないようにガードするために貼っておくんだ。
きなこ助手
森下所長
森下所長
スイッチプレートを外したあと、スイッチ部分にもマスキングテープでカバーしておく。
きなこ助手
森下所長
割れたりしたら交換できるパーツだからね。
でも、外すときや付けるときは内部の回路や電線に触れないように十分に注意しないといけない。
きなこ助手
特に小さなお子様とチャレンジする時は要注意ですわね!
森下所長
きなこ助手
森下所長
そこはどうでもいい!
これはマスカーと言って、養生テープとビニールシートが組み合わさったようなテープだ。マスカーはとても便利で、子供のお絵描きや鉢植えの土の入れ替えを室内で行うときに、テーブルに敷くと簡単に作業台にしたりもできる。覚えてくと便利だね!
今回の場合はこうやって使うんだ。
きなこ助手
森下所長
これでペンキをこぼしてしまったり、刷毛を落としてしまったりしても安心だ。
ただ、このテープは粘着力が強いから、貼る場所に気をつけないと壁紙が剥がれてしまったりするから注意。今回は、さっきのマスキングテープの上に貼っているよ。
ウォールデコレーションストアさんのワンポイント解説・その2
ペイント作業はとにかく養生が重要です。ベンジャミンムーアのペンキは塗るのがとても簡単なので作業は養生7割、ペイント3割ぐらいといった感じ。養生が出来れば勝ったも同然です!
森下所長
下準備ももうちょっと! お次はこちら「ジョイントコーク」だ。これはペイントする側のマスキングテープの縁に塗りつけるんだ。今回の壁紙は表面がでこぼこしているタイプだから、マスキングテープだけだと下の写真みたいに、でこぼこにペンキが染み込んできれいな直線にならない。それを防ぐことができるんだ。
きなこ助手
森下所長
ウォールデコレーションストアさんから教わったキレイに仕上げるコツを紹介するね。
①マスキングテープと壁紙の間にジョイントコークを塗る

▼②指で均等に伸ばす。

▼③乾いたら普通に上から塗る。

森下所長
こうするとジョイントコークを塗った側(右)はギザギザにならずきれいに塗れるんだ。
森下所長
この方法を知らないとどんなに丁寧に塗っても真っ直ぐなラインはできないそうだから覚えておきたいね。
刷毛とローラーで壁紙にペイント!
きなこ助手
次はいよいよベンジャミンムーアペイントの登場ですわね!
森下所長
森下所長
まずは缶の蓋を開けて、バケットにペンキを入れる。ちょっとドキドキするね。缶の淵についたペンキは写真のように刷毛で拭くとキレイに蓋が締まるよ。
きなこ助手
あれ? この、バケットにメッシュが付いているのは何なんですの?
森下所長
このメッシュを使って、刷毛やローラーに付けたペンキを落として、ちょうどよい量に調節するんだ。
ここからはいよいよ塗っていくぞ! 刷毛は鉛筆を持つように握ると操作しやすいよ。
きなこ助手
森下所長
次はローラーで一気に塗っていくよ!
ローラーでのペイントは2度塗りをして仕上げていく。ローラー作業は色が壁にどんどん付いて行くので一番楽しい部分だ!ほら、あっと言う間に作業終了だ。
きなこ助手
こうやって1度塗りをして途中1時間ほど乾燥させて、更にローラーで2度塗りをした壁がこちらですわ!
森下所長
きなこ助手
おっさんがペンキを塗るだけのドラマなんて流行らなくてよ!
森下所長
おっさんが飯を食うだけのドラマは長期シリーズ化してるのに・・・。
きなこ助手
マスキングテープとマスカーをゆっくり剥がして、スイッチプレートももとに戻したのがこちらの状態ですわ!
森下所長
真っ白だった壁紙がすっかりアクセントクロスみたいに仕上がったぞ!
真っ白な部屋より、一面だけでも壁に色が入ると立体感出て広く感じられるね。
もう一工夫でとっても楽しく機能的に!
きなこ助手
もうひと工夫加えるというのは何ですの?
きなこのお昼寝用のロフトを付けてくれるのかしら?
森下所長
どうしても壁にロフトをつけてお昼寝したいんだな・・・。
仕上げには、これを使うよ!
きなこ助手
ああっ!これは
「カンタンに貼るだけでマグネットが付き、更にチョークで描ける!」(by. ウォールデコレーションストア)
「マグネットがつく黒板シート!」ですわね!
森下所長
森下所長
これは本当に簡単で、裏面にシールが付いているから、こうやってハクリ紙を少しずつ剥がしながらゆっくり貼っていくと・・・。
きなこ助手
森下所長
長過ぎたらカッターで簡単に切れるよ。
黒板シートには文字通りマグネットが付くようになっているから、たとえばこんなふうに便利に使える!
きなこ助手
森下所長
しかも今回はチョークボードペイントタイプを使っているから、こうやってチョークアートを書くこともできるし、家族同士の伝言板みたいに使うこともできるんだ!
きなこ助手
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森下所長
このページの一番下に書いてあるからつけなくていい!
楽しくDIY体験できました
きなこ助手
あっという間でしたわね!
下準備の作業とペンキを乾かす時間を含めても、3時間ぐらいでお釣りが来ますわ!
森下所長
DIYっていうと「大変そう?」とか「専門的な知識や経験が必要?」って思うかもしれないけど、今回のペイントなんかはツールさえ揃えておけば簡単にできるし、自分でやった分だけ愛着が湧いて楽しく暮らせると思う。
きなこ助手
よーし、それじゃあ前回使えなかった「厚さが5mm以上の繊維混入ケイ酸カルシウム板」に両面テープ付きマグネットをつけて、黒板シートにペタッと貼って、お昼寝しますわ!
森下所長
「※マグネットは、磁力や接地面の大きさになど、さまざまな条件により耐荷重が変わるため、設置時は安全を確認しながらお使いください」(引用)
きなこ助手
文:森下智樹
イラスト:みのもけいこ
監修・取材協力:ウォールデコレーションストア
企画・監修:久保田大介