《 ワクワク賃貸妄想中 》Vol.041

アートギャラリーを併設した築古戸建てにオフィスを移転しました

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「ワクワク賃貸」でご紹介した物件を自ら賃貸しました

当コラム「ワクワク賃貸妄想中」は今年(2023年)4月にお届けしてから7ヵ月以上もお休みをしてしまいました。気がつけば年の瀬もすぐそこに・・・! 月日の流れるスピードは本当に速いものですね。
さて、お休みしていた期間中のことですが、先々月(2023年10月)のはじめにオフィスを移転しました。
これまでは東京・池袋にあるシェアオフィスを借りていたのですが、今回は埼玉県ふじみ野市にある築古戸建てに引っ越しをしました。
この戸建ては「ワクワク賃貸物件集」Vol.005でご紹介したことのある物件で、元々は接骨院兼住居でしたが、奥様がグラフィックデザイナーをしているご夫婦が借りてくださり、1階をアートギャラリー、2階を住居にセルフリノベーションをされました(この経緯は「入居者インタビュー」Vol.003にて詳しくご紹介しています)。
今夏、このご夫妻が築150年の古民家に移り、そこを居酒屋兼住居にセルフリノベーションして暮らされることになりました。でもせっかくリノベした物件を原状回復してしまうのはもったいないし、アートギャラリーとして街に根付いてもいたので、オーナーさんと交渉し、アートギャラリーの運営ごと引き継いで、私自身が引っ越すことにした次第です。

著作者:vecstock/出典:Freepik

前入居者さんは、アートギャラリーに「ギャラリー・ハチドリ」という名前をつけておられました。
ハチドリは日本ではあまり馴染みのない鳥かもしれませんが、アメリカでは「幸せの青い鳥」と呼ばれ、愛と幸せの象徴として親しまれている鳥です(英名は「ハミングバード」といいます)。
私もハチドリにあやかって幸せになりたいので、その名前ごと継承させてもらうことにいたしました(笑)。

これまで「ギャラリー・ハチドリ」では美術作家さんの個展や映画上映会が開催されていたほか、ギター、ウクレレ、フラワーアレジメント、編み物などの教室としても利用されていました。
成人の日は近所の美容院さんが着付けの会場として借りておられたり、コロナ禍では前入居者さんが手作りのマスクを廉価で販売したりしていて、街の方たちに親しまれる空間になっていました。

先々月(2023年10月)に「ギャラリー・ハチドリ」の活動を引き継いですぐ、ギターとウクレレの教室が再開されました。
ギター教室では演奏だけでなく弾き語りも教えておられ、生徒さんたちが先生に指導を受けている間、私は2階で仕事をしているのですが、いいBGMになっています。

私の友人・知人たちも「ギャラリー・ハチドリ」を活用したいと名乗りを上げてくれ、11月から高麗手指鍼(こうらいしゅししん)サロンが毎週開かれているほか、年明けには大人のための絵本サロンが定期に開催されることが決まっています。

利用時間や利用料、ルールなどは、まだアバウトにしか決めておらず、これからどう運営していくか、あれこれ模索しているところですが、冷蔵庫や電子レンジもご利用いただけるようにしたので、教室が終わったら、お弁当を食べたり、お酒を飲んだりしてもらいたいな、などと思っています。

日本一目立たない不動産屋

ところで私の本業は不動産屋で、この戸建ての2階を事務所にしています。
上の写真の中央奥(本棚の後ろです)にある扉を開けると狭い階段があり、登った先にワークスペースがあります。

この扉には小さく「有限会社PM工房社」と表示していますが、これがまあ目立たないことこの上なし(笑)。
1階の通りに面したガラス面に「1F ギャラリー・ハチドリ 2F PM工房社」と記載した小さな看板があるけれど、そこにも不動産屋とは書いていないので、PM工房社が不動産屋だとはきっとわからないことでしょう。
なぜそうしているかと言うと、「ここに集まってくださる方たちに不動産の営業をする気は一切ないですよ」という意思を明らかにするためです。
営業目的でギャラリーをやっていると思われたら、純粋に楽しんでもらえなくなりそうで、それは絶対に避けたいと思っています。
実際、私は”普通の不動産”の売買や賃貸の仲介はほとんどしていないので(オーナーから「是非に」と依頼されたときだけお引き受けしています)、この意思表示に偽りはないのです。

今は「ギャラリー・ハチドリ」で何をして楽しもうかな?と計画している最中ですが、この計画を立てているとき、私は本当にワクワクしています。
先日は、とある占い師さんに「占い教室をしてくれませんか?」とお声がけをしてみました。実現したら自分も占いを習ってみるつもり(笑)。
ほかにボードゲームやトランプをしながらお酒を飲む会を定期的に開いてみたいな、とか、自分の好きな美術作家さんに小さな個展を開催してもらえたらな、とか、子どもたちと一緒に楽しめる企画はないだろうか、とか、いろいろなことを妄想しています。
自分自身がワクワク楽しく暮らしていると、楽しい物件を生み出す力になるかもしれず、そうなったら最大の副産物ですね。
今後はこの場所から、「ワクワク賃貸」をお届けしていきますので、引き続きご愛読願います。

文:久保田大介

  • この記事を書いた人

久保田 大介

『ワクワク賃貸®』編集長。有限会社PM工房社・代表取締役。 個性的なコンセプトを持った賃貸物件の新築やリノベーションのコンサルティングを柱に事業を展開している。 2018年1月より本ウェブマガジンの発行を開始。 夢はオーナーさん、入居者さん、管理会社のスタッフさんたちがしあわせな気持ちで関わっていけるコンセプト賃貸を日本中にたくさん誕生させていくこと。

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