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《 コレクティブハウスの暮らし 》Vol.004

日常に楽しみが溢れているコレクティブな暮らし

投稿日:2021年4月22日 更新日:

皆さん、こんにちは。コレクティブ研究家の久保有美です。
私はコレクティブな暮らし方=「つながり、ともに働く、フラットな関係」という暮らし方について日々考え活動しています。

皆さんは、日常の中で小さな楽しみを見つけることができていますか?
時間に追われてやることがたくさんある状況だと、小さな楽しみを見つけたり作り出したりすることは難しいと感じているかもしれません。
私もコレクティブハウスでの暮らしを始める前は、勤務日には仕事に追われて、休みのときには掃除に洗濯という家仕事に追われてただただ時間が過ぎていく、ということが日常でした。
しかし、コレクティブハウスに暮らしていると、その日常にちょっとした楽しみを、自分から見つけられることもあれば、ハウスのほかの人から提供されることがあります。この「ほかの人から楽しみが提供されやすい環境である」ということが、コレクティブな暮らしの特徴だと思います。
今回はそんな日常に現れるちょっとした楽しみをお伝えしていきたいと思います。

仕事から帰って来たら美味しすぎるご飯が待っていた!

美味しすぎるご飯というのは、コラム2回目でご紹介した、コモンミールのことです。この写真はバレンタインデーの時のコモンミールのデザートです。バレンタインなので、デザートであるガトーショコラがメイン(主菜)というコンセプトでした。デザート好きな私にとっては幸せすぎるミールでした。
自分でミールを注文しているので、帰ったらご飯があることはわかっているのですが、「今日のミールは何かな〜?」と少しウキウキします。特にメニューのうち、メイン(主菜)はわかっていても、デザートが何かまでは知らない(覚えていない)こともあるので、手作りスイーツは個人的にすごく楽しみにしています。

ご近所の美味しいお店を教えてもらった

一人暮らしだと、なかなかご近所情報は手に入れにくいと思います。SNSの情報やご近所のお店にいるスタッフさんから聞いたりすることもありますが、コレクティブハウスで暮らしていると、ハウスの居住者からちょっとした雑談からご近所情報が手に入ります。
たとえば、「あそこのパン屋さんのバケットが美味しかった」、「駅の近くに***というお店が新しくできたんだけど、〇〇が良かった」、「お花見なら△△公園に行くのがいいよ」、などなど。住んでいる地域の情報は、同じ場所に住んでいる人たちから入手することが一番正確だなと思います。

実家からのおすそ分けをいただくことがある!

実家から送られてくる野菜や果物、食べきれないときってありませんか? 私の実家は特産品などもないのでハウスの皆さんにおすそ分けができるものがありませんが、おすそ分けをいただくことは結構あります。地域の特産物はなかなか食べられないですし、その地方独特の食べ方もありますよね。それを知ることも面白い楽しみです。

やったことのないカードゲームを小学生に教えてもらった!

カードゲームって最後にいつやりましたか? 私はきっと高校生の時が最後です。しかし、今のコレクティブハウスに住むことで、新しいゲームまで覚えましたよ。そして面白い! 子どもたちとのコミュニケーションのひとつとしてもゲームはやりやすく、楽しめます。
数年前の台風のときには、どんよりとした気持ちにならないように小学生・中学生に混じってカードゲームで盛り上がりました。

読んでみたかった漫画を中学生が貸してくれた!

ハウス内で本を貸し合うこともあるのですが、漫画は中学生とも貸し合います。先日は、ずっと読んでみたかった『ブルージャイアント』を持っていると聞いて、さっそく貸してもらいました! 一方、私の貸した漫画は趣味が合わなかったのか、中学生のお父さんが読んでいるそう……。今度、大人も混ぜて漫画を貸し合う、漫画喫茶サークルを作ろうかと盛り上がっています。

駅からの帰り道にハウスの人と出会っておしゃべりしながら一緒にハウスまで帰る

夜、駅からハウスまでの道のり、なんだか誰かについてこれられている気がして……ちょっと嫌だなと感じ、振り返ってみると、ハウスの人だったということがあります。そうだとわかればなんにも怖くはないし、安心します。道中では「今日もお互いお疲れさまでした」「ミールを今日は頼んでいますか?」なんて会話をしながら、ハウスに到着すると廊下で「おやすみなさい」と挨拶をして別れる。もちろん毎回、ハウスの誰かに会うということはないですし、窮屈な感覚もありません。
家族でもない、友だちだったわけでもない、同僚なわけでもない、でも知人なんて遠慮がちな関係でもない、なんだか安心できる関係。それがハウスの人たちだなと感じています。

こんなちょっとした楽しみが日常に溢れている暮らしがコレクティブハウスにはあります。楽しみのレベルが低いと思われる方もいらっしゃると思いますが、こうしたささやかな楽しみが積み重なって、私の暮らしの幸福度は上がっていくのではないかと思います。
一人暮らしだと、自分で楽しみを見つけたり、作ったりすることも億劫になることもあると思います。ただただ疲れて毎日自宅には寝に帰るだけの暮らしはちょっとさみしい。カップル・夫婦や家族と一緒だと、たくさんの楽しみがシェアできますが、一人暮らしだとなかなか難しいのではないかと思います。
特にこのコロナ禍においては、誰かと一緒に食事をしたり接触したりすることが制限され、孤独感を感じることが多くなったのではないでしょうか。そんななかでも、オンラインツールやSNSを使って、今までにないコミュニケーションをしたり、新しい楽しみが見つかったりした人もいると思います。しかし私はコレクティブハウスの中で楽しみを共有したり見つけられたりすることができて幸せだなと感じるのです。
契約している自分の部屋だけではなく、賃貸物件全体のなかで過ごす部屋以外の場所があり、その場所で過ごす時間を作ることができる、これが”コレクティブハウスならでは”だと思います。
ちょっとした日常の楽しみを見つけやすいコレクティブハウスでの暮らしを皆さんにもおすすめしたいですね。

文:久保有美

  • この記事を書いた人
久保 有美

久保 有美

libro-work代表。京都出身(京都いうても西の方) 好きな数字:3&9 宅地建物取引士 社会福祉士 賃貸不動産経営管理士 大学でコレクティブハウスという暮らし方に出会う。京都でコレクティブをやりたいと言い続け、建築会社・不動産コンサルティング会社を経て2021年に独立。 新たな暮らし方の提案、福祉と不動産の連携を目指す。

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