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《 DIY賃貸推進プロジェクト 》Vol.012

Decor Interior Tokyoに行って、もっとDIYを楽しもう!(アンティークワックス塗り編)

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DIYショップの人に聞いて、やったことのないDIYに挑戦

皆様こんにちは!DIY賃貸推進プロジェクト、特派員の伊部尚子と申します。
賃貸住宅の管理会社に長年勤務しており、住まい手がDIYできる賃貸住宅を増やす取り組みをしています。
皆さんはDIYしたいと思った時に、どこで材料を購入していますか? やりたいDIYがはっきりしていて、購入したいものが決まっている場合はインターネット検索でも良いですが、イメージが漠然としていたり、施工方法がわからなかったりするときには、やはりお店の人に相談するのが一番ですよね。
今回は、私が大好きなインテリアショップ「Decor Interior Tokyo」に訪問して、お店や売っているものを紹介しながら、実際に私もDIYをしたいと思います!

使えない小物をDIYで変身させたい

最近の私には、ずっとやりたかったDIYがありました。
私の義理の両親は年中行事を大切にするので、毎年節分になると家族で神社に行って豆撒きをするのです。豆撒きに使った枡はお持ち帰りできる(というか、しなければならない)のですが、これが年々溜まっていく…縁起ものなので捨てるのも気が引けるし、扱いに困っていました。
これを、DIYで素敵に変身させられないものなのか?!と考えていたのです。

枡はこのままではさすがに、インテリアに合わない…

まずはこの枡に印刷されている、神社の名前や梅と竹の絵をサンドペーパーで削ることにしました。サンドペーパーはホームセンターや100円ショップのDIYコーナーで手に入ります。

100円ショップで購入したサンドペーパー。5枚入りでした。

サンドペーパーはいろいろな目の粗さがあり、用途に合わせて使用します。#60、#120、#240などの数字は「番手」と言い、やすり部分の表面の目の粗さを表しています。番手の数字が小さいほど目が粗くザラザラ感が強いです。最初に粗目の番手、#60を使用してみます。木片などにサンドペーパーを巻くか、専用のサンドペーパーホルダーを使用すると作業が格段に楽になります。よく使う人は、小型の電動サンダーを購入しても良いでしょう。今回の枡は木目の凸凹が結構あったので、細かい部分は手で行いました。

サンドペーパーでやすっていくと、プリントのインクの色が付いた木くずが出てきました。

かな~り時間を端折りますが、一部電動サンダーの力も借りつつ、何とか梅や竹の絵も消すことができました。これに木材用の塗料を塗って、ビンテージ感を出す計画です。

ここに竹の絵があったとは思えませんよね?? 実は後日、筋肉痛になりました…

いざ、Decor Interior Tokyoへ!

株式会社夏水組の経営するインテリアショップ、Decor Interior Tokyo。代官山から吉祥寺に移転オープンしたばかりのお店を訪問しました。夏水組の坂田夏水さんは、女性に大人気の空間デザイナーです。

「ファッションと同じように、住まいも楽しんで欲しい」 そんな思いから生まれた坂田夏水さんのお店がDecor Interior Tokyoです。

お店は吉祥寺駅から徒歩6分、昭和通りに沿いにあります。ここに来れば、小さなDIYグッズから壁紙や建具、床材などの内装建材が全て揃います。どんなものが売っているかというと…さまざまな塗料、ステンシル、襖紙、輸入壁紙、国産壁紙、マスキングテープ、クッションフロア、タイル、モールディング、スイッチ、フック、ブラケット、プレート、取っ手。その他には、置物や造花や照明、家具まで!
そして驚くことに、お店には賃貸物件のチラシも貼ってあります。不動産まで扱っている?! 実はこれは地元密着の不動産業者である株式会社リベストさんの取り扱い物件情報。リベストさんと協力して、吉祥寺近隣にDIY可能物件を増やしているのです。リベストさんで物件を探し、Decor Interior Tokyoでインテリア相談ができるとはなんと幸せ!

所狭しと並ぶDIYグッズの数々は圧巻! みんなかわいくて目移りしてしまいます。

豆撒き枡を塗るために、早速お店の奥の塗料コーナーへ行ってみましょう。一言で「塗料」といっても、本当にたくさんの種類の商品が並んでいます。
夏水組さんの塗料は容器がかわいいのが特徴です。移転前の代官山のお店では入口から見えるところに塗料が並んでいたのですが、紅茶屋さんと間違ってお店に入って来る人がいらしたそうです。DIYで塗料を使うとどうしても余るので、次に使うときまで保管することになりますが、大抵は物置に直行です。でも、夏水組さんの塗料は容器が可愛いのでしまうなんてもったいない! インテリアとして飾りたくなるのです。
これは、壁紙にも塗れる水性ペイント。坂田夏水さん選りすぐりの「パリの色」。

紅茶と間違われるおしゃれな缶に入った水性ペイントがスラリ。

こちらはミルクペイント。クリーミーで伸びやすく塗りやすい。乾燥後は耐水性になるそうです。

牛の絵がかわいいミルクペイント。 容器の形はレトロな牛乳の缶の形で、お菓子が入っているみたいです。

塗料を塗ってもはじいてしまう、つるつる面に塗る下地材、オリジナルプライマー。ガラスやプラスチックにもペイントできるとは、すごいですね。ペイントプライマーは白い色なので、上塗りする塗料がきれいに発色するそうです。

つるつる面でも諦めない! プライマーを下塗りすればペイントが密着します。

塗ったらまるで金属のようになるアイアンペイント。家具や雑貨をリメイクして、アイアン風にするのも素敵ですね。

プラスチックのスイッチプレートが金属に変身していました。

こちらのヴェネチアンプラスターは、輝く塗り壁材だそう。大理石、砂、石灰などを含んだプラスター(漆喰)を壁に塗ってから研磨すると、光沢のある柔らかい質感になるのです。

ヴェネチアンプラスターは、コテでシャッ!シャッ!と 磨けば磨くほど輝く不思議な塗料。

木材の風合いを残す塗料とは?

私が今日買いたいのは、豆撒き枡の木目を生かしつつビンテージ感を出すための塗料です。
木の風合いを生かした仕上げになる塗料はいろいろなものがあり、ワトコオイル、オスモカラー、ブライワックスなどが有名ですが、実際どれを使えばよいのか良くわからなくて迷ってしまいます。
Decor Interior Tokyoの店内を見回すと、私が目指したいイメージの木箱がディスプレイにたくさん使われていました。

ステキな色合いの木箱。こんな感じにしたい!

早速、店長の山村晶子さんに「こんな感じにしたいんです!」と相談してみると、お勧めされたのはこちらのアンティークワックス。

「木箱に塗るならこれがおすすめですよ」と、 ストライプのエプロンが似合う、店長の山村晶子さん。

「このアンティークワックスは初心者にお勧めです。固めのワックス素材なので、布やスポンジでこすりつけるように簡単に塗ることができますよ。乾燥時間もとても短く済みますし、天然素材のミツロウを使用しているので、体にも優しく安全性の高いワックスなんです」(山村さん)
今回は床やテーブルなどの大物を塗りたいわけではなく、少量で買えて簡単に塗れるものが欲しかったので、これは本当にぴったりです。
たくさんの種類の色があったので、サンプルを比較して、チューダーオークに決めました。

たくさんの色がありました。どれもいい色!

私の選んだチューダーオーク。 チョコレートやキャンディーが入っていそうな缶も素敵です。

早速塗ってみよう!

ウキウキと自宅に帰り、早速ワックス塗り開始です!
布は、掃除用に取ってあった古いTシャツを切って使いました。何度も洗濯した布は柔らかくていい感じです。ワックスを布で少量取ってみた感じは、室温で少し柔らかくなったバターのようでした。使い捨て手袋が余っていたので右手だけして、豆撒き枡に塗っていきます。

塗ってみると、自然な木目がきれいに出ます。

中も念入りに。隅っこは綿棒を使用しました。

良く伸びてとても塗りやすかったので、どんどん作業が進みました。これを壁にかけて飾り棚のように使おうと考えており、底の裏側は見えないので塗らないことにしました。塗り終わったら、30分くらい乾かします。

枡を並べて乾かします。匂いもしないので飾るのも安心。

豆撒き枡が飾り棚に大変身!

箱の乾燥が終了したので、次は壁に掛けるためのDIYに進んでいきます。箱形の収納を壁に掛けるのにもいろいろな方法があるのですが、今回は安さ重視で100円ショップで購入した吊り金具と、石膏ボードピンを使用したいと思います。
吊り金具はアンティークな雰囲気に合わせて黒を選びました。

6個入りで100円!箱3つに付けるのでちょうどよかったです。

お気に入りの、BOSCHの電動ドリルドライバーでビス留めしていきます。BOSCHの緑色の工具シリーズは軽くて小さくてDIY用にピッタリなんです。

手のひらに収まる、バナナのような大きさの電動ドリルドライバー。 コードレスで使いやすい。

石膏ボードピンは、虫ピンのような細いピンで固定するのですが、複数本をクロスして刺すのでピンの見た目の細さの割にしっかり留まります。耐荷重も数キロから十数キロというものまであるので、いろいろな用途に使えて便利です。
外したときにできるピン穴は、壁紙の穴補修材などで埋めれば目立たなくなるので、原状回復が必要な賃貸住宅にお勧めです。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にも、壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替えは不要な程度のもの)は、通常の損耗と考えられると記載があります。

今回は耐荷重5キロタイプを購入しました。

壁にピンを順番に刺していきます。ピンを押し込むための専用のパーツが付いているときもありますが、ない場合はコインでも代用できますよ。

ピンが曲がらないようにまっすぐ力を加えるのがコツ。

3本のピンが押し込まれた様子。 ここにピンの頭を隠すカバーが付きます。

石膏ボードピンに箱を引っかけて、飾り棚の完成です!! 中に何を飾るか考えていなかったので、余ったアンティークワックスの缶を飾ってみました。

飾っても素敵なワックスの缶。

元・豆撒きの枡だったようには見えませんよね?

箱形の飾り棚は並べて飾るととてもかわいいと思いませんか。そして、こうして見てみると、フック部分を見えなくしたいという欲がムクムクと湧き上がってきました。石膏ボードフックは原状回復しやすいのが良い反面、フックが目立ってしまうのが微妙な時があります。箱形の飾り棚は、フックを裏に隠して宙に浮いているように取り付けると更にカッコいいですよね。
今回は安価に簡単に取り付けるために石膏ボードフックを使用しましたが、壁美人を使えば金具が見えないように取り付けできます。今後、この壁にはペンキを塗ろうと思っているので、その時までに壁美人を購入して、取りつける様子も一緒にご紹介しますね。

扱いに困っていた豆撒きの枡を、こうして無事に、飾り棚へと変身させることができました。食品が入っている頑丈な木箱や、100円ショップで売っている木製の額や小物類なども、アンティークワックスが一つあれば気軽にかわいく変身させることができます。余ったら飾っておけるくらいに容器もかわいいので、DIYのお供に是非加えてみて下さい。
オンラインショップのかわいい商品たちを見ているだけでもうっとりしますので、夏水ワールドを是非覗いてみて下さいね!

文:伊部尚子

  • この記事を書いた人

伊部 尚子

独立系の賃貸管理会社ハウスメイトマネジメントに勤務。仲介・管理の現場で働くこと20年超のキャリアで、賃貸住宅に住まう皆さんのお悩みを解決し、快適な暮らしをお手伝い。金融機関・業界団体・大家さんの会等での講演多数。大家さん・入居者さん・不動産会社の3方良しを目指して今日も現場で働いています。好きな工具はBOSCHのコードレス電動ドライバー。DIYアドバイザー、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター、CFP®

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